相続とは、静岡市

相続とは、人が死亡したときに、その人が所有していた財産を親族などが受け継ぐことを言います。

財産を所有していた人を被相続人、その財産を受け継ぐ人を相続人と呼びます。

財産には、預貯金や自宅などの不動産、有価証券などのプラス財産と借金などのマイナス財産があり、被相続人が亡くなったときに相続人に移転します。

プラスの財産より借金のほうが明らかに多い場合や相続をしたくない場合は、相続権を放棄することも出来ます。

財産の移転には、相続、遺贈、贈与の３種類がありますが、相続は民法により相続人の範囲や優先順位が決られており、誰でも財産をもらえると言うものではありません。

被相続人が自分の財産を自由にしたい場合は、遺言書を作成することによって、相続人以外の人にも財産を与えること（遺贈）が出来ます。

また、生前に行なう贈与という方法もあります。これは財産をあげる方（贈与者）ともらう方（受贈者）との双方の合意契約に基づいて無償で財産を与えることも出来ます。